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異邦人宣教のはじめ

 パウロはキリスト者になった三年後、ペドロに会いにエルサレムに上りました。その十四年後、再びエルサレムに上る機会が訪れました。今回はバルナバとテトスが一緒です。バルナバはパウロと宣教旅行を一緒にした、いわば、同労者です。また、テトスはギリシャ人でユダヤ人の象徴である割礼を施されていません。つまり、異邦人だったのです。しかし、キリスト者になるために割礼を強要されませんでした。今回のエルサレム訪問で、パウロの使命は割礼を施された人ではなく無割礼の異邦人への宣教であることが明らかになったのです。


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