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福音に則って

 ガラテヤ人への手紙2:11-14ではパウロはアンティオキア教会で起こった衝突について報告します。アンティオキア教会ではエスサレム会議後、ユダヤ人キリスト者と異邦人キリスト者が食卓を共にするようになりました。それはエルサレム会議で決まった方針に則るものであり、またパウロの主張に即するものでもありました。そしてこのことは今や律法主義ではなくキリスト教の信仰帰属が決定的となったことを意味しました。しかし、ヤコブの元から、つまりエルサレム教会から人々が来るに及んで、ペテロやバルナバでさえも尻込みして異邦人のクリスチャンたちと一緒に食事をしているのを止めてしましました。そこでパウロはその蛮行ともいうべき行為を、「福音に則ってまっすぐに歩んでいない」と非難しました。いわば、彼らの迎合主義を非難したのです。


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