「罪びとを招くために」
「医者を必要とするのは丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは正しい人を招くためではなく、罪びとを招くためである。」当時の罪びととは、娼婦や徴税人などでした。イエスはそれらの人々と食事をしていたのでファリサイ人から咎められました。しかし、イエスは上記のように語り、ファリサイ人の考えを正すとともに、罪びとたちを迎え入れられました。罪びとの中にはレビと呼ばれる徴税人もいました。彼はイエスから「わたしの後に従いなさい」と言われたとき、その誘いに従いました。自分の今後の人生を左右する一大決心でしたが、なんの躊躇もなくそうしたのです。それには、イエスが何者なのか、ということを見極める深い洞察力が必要だったでしょう。私たちも、そうしたいものです。